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気になる子どもの言動とその要因

1. 気になる子どもの言動

お子さんの言動について、ご家庭内や友達と遊ぶ中で気になる出来事はありませんか。何かしらの理由があって感情的に問題が起こった時は別として、日常生活で気になる言動が続いている場合は、お子さんに支援が必要かもしれません。考えられる要因と共に載せてありますので参考として下さい。

1.話を聞くのが苦手

2.ことば数が少ない

3.友達と上手に関われない

4.おとなしい

5.不器用さがある

6.物を雑に扱う

7.食べ物の好き嫌いが激しい

8.遊びのルールを守れない

9.切り替えが苦手

10.文字の理解が難しい

1-1. 話を聞くのが苦手

考えられる要因

話に注意を向けることが不得意であったり、注意維持を得意としないケースがあります。周囲の話し声が気になったり、環境音に注意を向けてしまうケースもあります。

話し声は耳から聞こえていますが、内容を理解していない場合があります。理解できない理由として、知っている語彙が少なかったり、長い文章で話をされて分からなくなっているかもしれません。

話している内容に興味がなく、無意識的に聞いていないケースもあります。

1-2. ことば数が少ない

考えられる要因

理解できている語彙が少ないかもしれません。日常生活での話し掛けに対してどこまで応じれるかがポイントで、単語・二語文・文章、あるいは身振りを付け加える等により、様子を把握しましょう。

ことばを使うことのイメージが弱かったり、ことばの使用に緊張を示している可能性があります。大人が子どもの思いを先取りしている環境にならないよう注意し、お子さんのペースで意志表示する状況が必要です。

1-3. 友達と上手に関われない

考えられる要因

気持ちは目に見えないので、関わる時に「友達の思い」を考える必要があります。相手の表情読み取りや状況理解に不得意さがある場合、意思疎通に不都合が生じます。

自分の気持ちや思いを上手に伝えられず、友達との関係を築けない場合があります。特に言葉の発達が高くない時期は、思ったことをすぐ口にしたり、手を出す等の行動で解決を試みます。自分の思いを優先してしまうのも要因の一つです。

1-4. おとなしい

考えられる要因

一見、手が掛からず安心されているケースも多いですが、実は強い不安を抱えている場合や、大人との安全基地を築けていない可能性があります。自宅や外出先等の全てでおとなしい際は注意が必要です。

言葉の領域とも関係しますが、コミュニケーションに課題を持っている場合があり、伝える意識が乏しいかもしれません。困りごとや悲しい時の意志疎通だけでなく、嬉しい・楽しい等の表現把握も大切です。

1-5. 不器用さがある

考えられる要因

動作機能が高まっていないかもしれません。指の独立やコントロールだけでなく、姿勢が不安定であったり、手首・肘・肩の支持が正確でない場合もあります。ひも結び等の複雑な課題では、左右異なる動きを必要とする「両手間協調運動」の遅れが考えられます。

協調運動に不得意さを持つお子さんは、追視がおこなえない等の視覚スキル不足を併せ持っているケースもあります。

不得意さが重なることを要因とした不安や緊張から生じている可能性もあります。

1-6. 物を雑に扱う

考えられる要因

物の使い方をイメージできていない場合は、物の仕組みを理解することが大切です。物は持ち位置を変えるだけで扱いづらい一面があり、扱いづらさは「力任せ」を生み出す要因となります。

物の構造・価値は子どもからすると分かっていない点も多く、無意識的に乱雑な扱いをしているかもしれません。

その他、不器用領域とも関連しており、動作機能が不得意なケースもあります。

1-7. 食べ物の好き嫌いが激しい

考えられる要因

唇・舌等の触覚に過敏さを持っているケースがあります。軟らかいもの、ヌルヌルしたもの、冷たいもの等、感じ方は子どもによって千差万別です。

特定の色や特定の形に対する視覚過敏、食べ物の香りに対する嗅覚過敏を持っている場合があります。また大人と比較した際、子どもは味覚が鋭い特徴もあります。

食事環境や食具へのこだわりから、偏食をみせるケースもあります。

1-8. 遊びのルールを守れない

考えられる要因

追い駆けっこや公園遊具等の単純な遊びでは気付きにくいですが、遊びは学年が上がるにつれて複雑なルールとなるので、思いのほか理解できていない場合があります。口頭で説明できるかは理解把握に繋がります。

夢中に遊んでいると、状況を的確に把握する等のコントロールが難しくなるだけでなく、自分の情動制御も簡単ではなくなります。気持ちに余裕がなくなることから欲求を優先してしまい、遊びを壊してしまう場合もあります。

1-9. 切り替えが苦手

考えられる要因

大人は時間に沿って行動を切り替えできますが、幼児期は時間の概念がそれほど発達していないため、終わりを告げられても戸惑う場合があります。また好きなことで遊んでいる際、子どもなりに遊びの到達点をイメージしており、納得する「終わり」を描いています。到達点は遊びの中で進化するので「おしまい」といわれても、受け入れがたい状況となります。

切り替えの不得意さが継続している場合は、こだわりの強さが要因かもしれません。

1-10. 文字の理解が難しい

考えられる要因

私達は普段意識していませんが、文字は標識等と同じシンボルであり、文字の優れている点は、組み合わせ次第で「無限の表現」を可能とします。文字は音として理解できること、視覚情報として認知できるかが重要です。

「ひらがな」理解は、音と文字の1対1関係を築けているかがポイントで、聴覚・視覚の両面から調べる必要があります。形の似ている「あ」と「お」、「ぬ」と「め」等の識別だけでなく、「ず」と「づ」等の使い分けも習得事項です。

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